学修レベル認定制度

【ジャンル2 専門学力】

 基礎知識を生かし、各専門分野における研究を進めるために必要な専門知識の修得も、大学での学習の重要な目的です。ジャンル2は、学科ごとに実施される専門科目群を中心に、各専門分野の知識や学習の到達度を判定するもので、学部だけでなく大学院前期課程で履修する専門分野の知識や能力についても評価の対象となります。また、履修科目の成績だけではなく、学科ごとに実施されるレベル判定試験等の成績も合わせて総合的に評価します。

 ジャンル2(専門学力)は「学部専門教育科目成績ポイント」と「レベル判定試験等成績ポイント」、そして「大学院科目成績ポイント」の合計ポイントで評価し、レベル判定します。

 「学部専門教育科目成績ポイント」および「大学院科目成績ポイント」は、学科および専攻ごとに設定された専門教育科目の成績と単位数で決定します。学科や大学院研究科及び専攻ごとに実施される専門科目が異なっているため、ジャンル2のレベル判定に用いる科目群やポイント付与基準は、学生が所属する学科および専攻ごとに決められます

 「レベル判定試験等成績ポイント」は、学部専門教育科目を元に実施されるレベル判定試験等の成績で決まります。レベル判定試験等の内容や実施時期については各学科で異なります。レベル判定試験等は、おおまかには2年生終了時から3年生終了時にかけて受験することを想定しています。

 基礎点はレベル1です。ジャンル2のレベル評価基準は学科ごとに決めて実施されますが、学部卒業時にレベル5に到達、大学院前期課程修了時にレベル7に到達を目指すのは各学科とも共通です。

指定科目について

○学部の専門教育科目

各学科の卒業要件の対象となっている専門教育科目
ただし、以下の科目についてはジャンル2の指定からは除く

機械知能・航空工学科
ジャンル3の指定科目
機械知能・航空実験I・II
計画及び製図
電気情報物理工学科(H26入学生:情報知能システム総合学科)
各コースセミナー
卒業研修
化学・バイオ工学科
ジャンル3の指定科目
材料科学総合学科
材料科学総合学基盤研修
材料科学総合学卒業研修
建築・社会環境工学科
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○大学院の専門教育科目

各専攻の修了要件の対象となっている科目

レベル判定試験等について

各学科のレベル判定試験等

機械知能・航空工学科
H26入学生 :試験は行わない、科目成績で代替
H27入学生 :3~7セメの10科目(5力+制御)の実力テスト(共通の期末試験としても用いる)
H28入学生~:3~5セメの12科目(5力+制御)の実力テスト(共通の期末試験としても用いる)
電気情報物理工学科(H26入学生:情報知能システム総合学科)
H26入学生 :試験は行わない、科目成績で代替
H27入学生~:3セメ必修4科目、3年生初め
化学・バイオ工学科
必修4分野10科目の実力テスト、3年生の4月頃
材料科学総合学科
H26入学生 :試験は行わない、科目成績で代替
H27入学生~:技術士試験を利用、4年生初め
建築・社会環境工学科【土木系】
H26入学生 :試験は行わない、科目成績で代替
H27入学生~:公務員試験の模擬試験等を利用、 3年生終了時
建築・社会環境工学科【建築系】
H26入学生 :試験は行わない、科目成績で代替
H27入学生~:履修要件③~⑦の8科目の定期試験により代替、3年生終了時