基礎教育

工学における基礎科目(数学、物理学、化学、英語)

工学の専門科目を学び専門分野の研究を進めるには、そこで使われている数学・物理学・化学を理解して用いる必要があります。また、研究分野の世界動向を把握して自分も発信するために、英語を運用する必要があります。このことは、全ての学科・専攻で共通です。工学部/工学研究科では、これら数学・物理学・化学・英語を基礎科目と位置づけ、高年次(3年次以上)の専門教育への接続性を高くするために、低年次(1,2年次)のうちに全体の底上げとトップ層の引き上げをするための取り組みを、工学教育院を中心に行っています。

工学部のカリキュラムでは、1年次に全学教育で、微分積分(解析学A・B)、ベクトル・行列・行列式(線形代数学A・B)、質点と剛体の力学(物理学A)、連続体の力学および波・波動(物理学B)、量子化学(化学A)、化学熱力学(化学B)、有機化学(化学C)を学びます。併せて、専門科目の数学物理学演習(2年次の全学教育で学ぶ数学の項目を含む)で、数学をツールとして使えるように演習をします。

1年次で学んだ内容がどれくらい身に付いたかの到達度を測定するために、統一テストを実施しています。